「ぱらりこさん」 / 弁護士×パラリーガル 対談
瀧柳 宏 弁護士 × 小林 彩花
対談 — 2026年9月

弁護士✖パラリーガルが明かす
「ぱらりこさん」のリアル

毎日申立書と向き合う弁護士とパラリーガルは、「ぱらりこさん」をどう使い、何が変わったのか。
PDCAを回し続けた現場の本音を聞いた。

瀧柳 宏 弁護士
瀧柳 宏 弁護士
第二東京弁護士会所属|ネクスパート法律事務所|2018年12月入所
数多くの自己破産含む債務整理案件を担当。
小林 彩花さん
小林 彩花さん
ネクスパート法律事務所 パラリーガル|2023年6月入所
申立書作成を主に担当。
01
「ぱらりこさん」と出会う前
小林さんは2023年6月に入所されていますが、「ぱらりこさん」を使い始める前の申立書作成はどんな状況でしたか?
小
小林 彩花さん
入所したばかりの頃は、書類の量と複雑さに正直驚きました。自己破産の申立書って、項目が多いですし、依頼者ごとに状況が違うので、一つひとつ確認しながら入力していて。1件仕上げるのにかなりの時間がかかっていました。
瀧
瀧柳 弁護士
小林さんに限らず、パラリーガルが入所して最初につまずくのが書類作成の量と書式の多さなんです。裁判所ごとに書式が違うので、どの書式を使えばいいか調べるだけでも時間がかかる。
02
初めて使ったときの印象
実際に「ぱらりこさん」を使い始めたときはどうでしたか?
小
小林 彩花さん
操作がとてもシンプルで、すぐに使えたのが一番の印象です。難しい設定は全然なくて。入力した情報が他の書類にも自動で引き継がれるのを見たとき、「これは便利だ」と素直に思いました。
瀧
瀧柳 弁護士
「使いこなすまでに時間がかかるのでは」と心配していたのですが、スタッフが思った以上に早く慣れてくれて安心しました。操作がシンプルだからこそ、現場に定着しやすいのだと思います。
小林 彩花が「ぱらりこさん」を操作している様子
03
何が、どれだけ変わったか
具体的に、業務のどこが変わりましたか?
小
小林 彩花さん
一番大きいのは手入力の量が格段に減ったことです。以前は名前・住所・借入先などを書類ごとに何度も打ち直していたのですが、それがなくなった。あとは裁判所の書式を探す手間もなくなって、全体的に1件あたりの作業時間がかなり短くなりました。
瀧
瀧柳 弁護士
その分、小林さんが依頼者への連絡や確認作業に時間を使えるようになったのが事務所としても助かっています。申立書の作成スピードが上がると、依頼者への対応の質も上がる。これは数字には出にくいですが、大事な変化です。
「ミスへのプレッシャーが減った分、依頼者の話をちゃんと聞く余裕が
できた気がします」
小林 彩花さん
04
ミスと確認の話
ミスの不安はありませんか?
小
小林 彩花さん
手入力が減った分、転記ミスのリスクはかなり下がったと感じています。以前は「さっきと同じ情報を打ち直したのに間違えた」ということがあったのですが、それが減りました。ただ、AIが出した内容を必ず確認する、という意識は変えていません。
瀧
瀧柳 弁護士
そこは大事なポイントで、「ぱらりこさん」はあくまでたたき台を作るものです。最終的な内容の確認と責任は弁護士が持つ。その前提が現場にきちんと浸透しているのが、安心して使える理由でもあります。
瀧柳 宏 弁護士と小林 彩花さんが作業している様子
05
精度が上がるまでの苦労
今の精度になるまでには、苦労もあったのでしょうか?
小
小林 彩花さん
正直に言うと、最初は精度が低くて、「これは使えないかも」と思った時期もありました。出力された内容に修正が必要な箇所がけっこうあって、そのたびに弁護士の先生やチームにフィードバックして……という繰り返しでした。
瀧
瀧柳 弁護士
あの頃は大変でしたよね。でも、現場からのフィードバックをひとつひとつ拾って改善していく、そのPDCAを地道に回し続けたことで今の精度に到達できた。小林さんたちが「ここがおかしい」「この部分は違う」と細かく報告してくれたことが、精度向上の一番の原動力だったと思っています。
小
小林 彩花さん
フィードバックするたびにちゃんと改善されていくのが実感できて、それが続けるモチベーションになりました。今は「自分たちが育てたシステム」という感覚があって、だから余計に愛着があるのかもしれないです。
「フィードバックするたびに改善されていくのが実感できた」
「自分たちが育てたシステム、という感覚があります」
小林 彩花さん
06
現場から見て、正直なところ
今の状態で、使っていて気を付けていることはありますか?
小
小林 彩花さん
依頼者ごとに特殊な事情がある案件は、やはり自分でしっかり確認が必要だな、と気を引き締める場面はあります。ただ、そういう確認の余裕が「ぱらりこさん」のおかげで生まれたとも言えるので、うまく使い分けられていると思います。
瀧
瀧柳 弁護士
それが正しい使い方だと思います。「ぱらりこさん」はあくまでたたき台を作るもの。ツールを使いながらも、自分の頭で考えることをやめない。そういうスタンスのパラリーガルがいてくれると、弁護士としても安心できます。
瀧柳 宏 弁護士と小林 彩花の対談
この対談のポイント
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